キックボクシング・ムエタイ・フィットネス伊原道場

TEL:03-3461-4258 定休日:毎週日曜日
TOP > 過去試合一覧 > SOUL IN THE RING IV

過去試合一覧

SOUL IN THE RING IV

2006年12月10日 東京・後楽園ホール

日に日に寒さが増す今日この頃、今年最後となるSKB興行が幕を閉じた。場内は選手達を応援する歓声が飛び交っていた。今回は伊原道場から5人の選手達が出場。試合を客観的に見たとき、勝ち負けは別としても印象の良い試合とそうでない試合というのがある。今回ははたしてどうだったであろうか。

第15試合 メインイベント
日本ライト級タイトルマッチ 3分5R

石井 宏樹

VS

石原 裕基

勝者:石井
TKO 4R 0:17
※石原ヒジにより額をカットでドクターストップ。石井選手王座防衛

第15試合 メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ

突き上げるアッパー

第15試合 メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ 第15試合 メインイベント 日本ライト級タイトルマッチ

僅かな隙を狙う石原

石原選手の鍛えられた体つきは減量に成功していることを物語っていた。あとは、全身全霊を試合に捧げるだけだった。

1R、両者キック中心の様子見展開が繰り広げられる。やがて、両者パンチも混ぜて攻撃する。石井選手は特に変わった攻撃はせずジャブで様子を見たり、ローキックを出すなどリラックスしていた。そして、一度石井選手のパンチにスピードが増すと石原の頭を揺らす場面を作るが全くダメージなく試合は続いた。

2R、石井選手の動きに少し変化が出てきた。石原の殻を崩そうとしてだろうか。しかし、石原はモノともせず、着実に反撃のチャンスを狙っていた。しばらく両者の混戦が続くが後半、石原の圧力とパンチで石井選手がガードしながら後退する。(写真上)さらに石原はパンチ連打からのローキックで押して終了。

3R、このラウンドでの石原は素晴らしかった。あの日本屈指のテクニシャン石井選手の僅かな隙を狙って大きく頭を揺らす場面を二度作ったのだ。(写真中・下)決定打にはならなかったものの石原の集中力は冴えていた。しかし、そんな石原に石井選手は動じることなく淡々と余裕をもって応えていたのはさすがだった。

4R、石井選手が倒しにかかってきた直後だった。強烈なパンチの嵐にヒジを混ぜた攻撃が不幸にも石原の右眉をカットさせてしまった。ドクターストップ。

石原は悔しさを露にした。

押さえ切れなかった。

もう誰にも止められないほどに。

悔しさがバネになるという簡単な言葉では収められないほど彼はもがいた。それだけに彼は今後とてつもない反省と練習と努力で偉大なる石井王者の前に大きくなって帰ってくるのだろう。

第14試合 メインイベント
日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R

正木 和也

VS

タカ オサミツ

勝者:正木 判定3-0
※ジャッジ=50-49、50-49、50-48
正木選手王座防衛

第14試合 メインイベント 日本ウェルター級タイトルマッチ

軸足蹴り

第14試合 メインイベント 日本ウェルター級タイトルマッチ

ローキック

第14試合 メインイベント 日本ウェルター級タイトルマッチ

軸足蹴り

タカの気合が今までとは明らかに違っていた。

1R、タカはローキックの連発と相手の軸足蹴りによる倒しから始まる。(写真上)かなり気合が入っているタカだった。早くも場内は歓声で白熱する。さらにタカの軸足攻撃は続く。正木選手はキックからの得意のパンチ攻撃で仕掛けるがタカは警戒し、落ち着いて間を取りながらローキックで対応。

2R、またしてもタカの相手軸足蹴りによる倒しで始まった。(写真中)それにより正木選手のキック攻撃がなくなりパンチ中心の仕掛けが始まる。対照的にタカはほとんどパンチは出さずキック中心になる。タカは首相撲からのヒザで応戦もする。「コウスマン!!」の合唱が始まると負けじと「マサキ!!」コールも後を追って場内は歓声の渦に。

3R、正木選手の得意のパンチをさせないように首相撲からヒザで応戦するタカ。しかし、正木選手の巧みなパンチ攻撃はタカの頭を揺らす。それによりタカはその勢いを消す様にキックで対応して行く。やがて両者はお互いの得意分野を出し尽くし攻撃の糸口が見つからない状態になっていく。

4R、正木選手キック攻撃から始まった。しかし、キックはこうだと、こうすまんだといわんばかりのタカのキック逆襲が頼もしかった。さらに軸足攻撃による倒しが光る。(写真下)タカのカウンターで正木選手もなかなか思うように反撃できない。しかし、後半正木選手のパンチが徐々に勢い増しタカに危ない場面も。結局両者決定打がないまま終了。

5R、最終ラウンドというのに両者様子見の展開が続く。そんな状態にパンチの正木選手、キックのタカ、目には見えない両者のプライドのぶつかりさえ感じた。どうやって倒してやろうかと。それに伴い場内はコールの渦に。しかし、時間は迫る。やむなく両者の得意分野で混戦し結局終わった。

今回、タカは持ち味である天然ぶりが全く見えず実に慎重に堅実な戦いをした。後日、「パンチを警戒しすぎたところがありますね」と。タカらしいキックは存分に発揮されたが彼ではない何かを感じたのは気のせいだろうか。次回はきっと彼の自由奔放でダイナミックでトリッキーなタカが戻ってくるだろう。

試合終了後、タカの丁寧に何度もお辞儀をする姿が美しかった。

第7試合 日本ライト級 3分2R

坂梨 隼人

VS

ジョニー・オリベイラ(トーエル)

勝者:ジョニー 判定3-0
※ジャッジ=20-17、20-18、20-17 坂梨2Rで右フックでダウン

第7試合 日本ライト級

坂梨ハイキック

1R、坂梨のハイキックが光る。(写真)しかし、ジョニー選手のパワーあるパンチ攻撃が出始める。坂梨の軸足を払いのけて転がすジョニー。パンチで追い込むジョニー。なんとかヒジで応戦するもパワーで押し切られる坂梨。結局、決定打はなかったものの坂梨の思うような反撃は見られず終了。

2R、坂梨は負け時とパワーで応戦するがやはりパワーでは相手に劣ってしまう。そして、徐々にジョニーのパンチ攻撃に押され中盤右のフックでダウンを奪われる坂梨。幸い大きなダメージにならなかった坂梨。時折突き刺すようなジョニーの前蹴は坂梨の行く手を阻む。なんとか首相撲からヒジやヒザを出そうとするがこのラウンドも結局ジョニーの勢いが勝って終了。

最近、掴みあいからの時間制限が短くなったため、なかなか坂梨の得意な首相撲からのヒジやヒザが見られなくて残念だ。しかし彼が今後それに対しどう克服し対応して行くかが楽しみでもある。まだまだこれからだ。

第6試合 日本ウェルター級 3分2R

中元 孝介

VS

藤田ゼン(横須賀太賀)

勝者:藤田 判定3-0
※ジャッジ=20-18、20-19、20-18

第6試合 日本ウェルター級

ハイキック2連発

中元のリング上でのウォーミングアップ時のハイキックは印象的だった。

1R、ガツンガツンと形容できるような両者の重い攻撃が始まる。お互いのローキックもにぶい音をたてる。そんな中、中元はさきほどのハイキックを2連発するなどのがんばりを見せるが相手のガードで決定打にはならず。(写真)その後両者キック多めの混戦であったが後半、藤田選手のパンチで中元の頭にヒットする。しかし、両者決定打なく終了。

2R、にぶい音を発するキック中心の攻撃が繰り広げられる。また、中元のすばらしいハイキックが見られたが決定打にならず。その後から徐々に藤田選手のパンチ攻撃が始まる。首相撲にもっていこうとするがなかなか上手く対処できない中元の顔には疲れがあった。後半は相手のパンチの勢いが勝り終了。

試合終了後、中元は風邪による減量の難しさを語っていたがこの季節出場選手達には是非とも気をつけて万全な状態で試合をしてもらいたいと思った。次回は万全な状態で中元のハイキックが決まるのを期待したい。

第3試合 日本ライト級 3分2R

ZINSU

VS

野口 俊明(西八王子大塚)

勝者:野口 判定3-0
※ジャッジ=20-19、20-18、20-19

第3試合 日本ライト級

パンチ攻撃

1R、様子見で間合いをとりながら相手のスキを狙う両者。そんな中、野口選手はほんの少しの詰め寄りによるストレートやアッパーで攻撃の糸口を見つけ始める。それに対し、ZINSUはその相手の攻撃を利用しカウンターやパンチで反撃しようとするがなかなか思うようには行かず。ZINSUのスピードあるパンチ攻撃が光る場面もあったが、(写真)両者決定打がないままほぼ互角で終了。

2R、キックを混じえて攻撃のチャンスを伺うZINSUだったがそこにフェイントを混じえて入り込んでくる野口選手。両者スピード感のあるパンチやフットワークであったが非常に微妙な野口選手の詰め寄りがZINSUの頭を揺らす要因になっていたのではないだろうか。ZINSUのきれいに円を描くフックが光る場面もあったがなかなか相手にヒットせず終了。

両者決定打はなかったものの全般的に野口選手の上記による攻撃が勝敗を分けたように思われる。 今回で2戦目となったZINSUだがまだキック人生はじまったばかりだ。今後に期待したい。

  • 稲城支部
  • アルゼンチン支部
  • 新潟支部
  • 興行チケット受付! TEL:03-3461-4258
  • 男女練習生大募集
  • EBATAツインズキックボクササイズ
  • スポンサーガイド
  • ピレリタイヤ
  • インターナショナル伊原道場オーガニゼーション

    English Spanish japanese